以前の道路公団のときには唯一、高速道路代を安くする手段として、「ハイウェイカード」が発行されていました。
当時の割引額は以下の通りでした。
券種 |
額面 |
プレミア(上乗せ)金額 |
3,000円券 |
3,000円 |
0円 |
5,000円券 |
5,200円 |
200円 |
10,000円券 |
10,500円 |
500円 |
30,000円券 |
32,500円 |
2,500円 |
50,000円券 |
55,000円 |
5,000円 |
しかし、30,000円券と50,000円券の偽造が多く、2006年に完全廃止となりました。
これで高速道路代を安くすることは一般にはかなり難しくなりました。
そこで登場したのが「ETCシステム」です。
これは国土交通省の後押しもありましたが開始当時はあまり普及していなかったようです。
しかし、現在唯一の高速道路代を安くできる方法です。次項よりくわしくみていきます。
ETCとは、イーテック、Electronic Toll Collection System、エレクトロニック・トール・コレクション・システムの略称で、ノンストップで高速道路の料金所を通行することができるシステムです。一般的にイーティーシーと呼ばれ最近定着してきました。
2001年に全国の高速道路で利用が開始された当時は車載する機械の導入に数万円かかるので、けっこう高額であったことや、ETCカードの発行が必要などの理由で手続きがけっこう面倒だったので普及の度合いは鈍いものだったようです。
しかし、2006にハイウェイカードが完全廃止になり、ETCによる割引制度の導入により現在はかなり普及しているようです。
ここで注目したいのはETCによる割引制度です。
現在でも国土交通省が普及に力を入れているようで、使い方によっては昔のハイウェイカードの割引率とは比べ物のならないくらいの割引を設定しています。
せっかく政府が力をいれて割引してくれる制度を利用しない手はないと思います。
高額だった車載器も一時は無料で手に入れられるときもありましたが、2009年1月現在は5,000円程度で購入することができます。それでもカー用品店で購入するよりは格段に安く購入できます。
ETCカードについても年会費無料、ロードサービスなども無料でつくカードもあります。割引き特典の1つであるマイレージも一部のカードでは倍のお得のあるものもあります。
誰でもその気になれば高速道路の料金を割安で利用できるのです。
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